秋
2025年9月7日
和歌山に帰ってきてすぐに秋の桃の食事会。桃をつくってくださる宮村さんと打ち合わせたりいろんな食感の桃をたくさん食べたり。長野のお土産桃をいっしょに吟味したのも楽しかった。
自分だけでする会とは違い、つくり手のかたのお話が聞ける貴重な会。わたしにも学びがたくさん。
宮村さんは育てている桃にまだすべて納得はしていないようで、こんなに美味しく素晴らしい桃をつくられているけれど、「まだ悔しい」と言った。
(写真は宮村さんより)
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2025年9月8日
千晴ちゃんが猫を飼い始めたと連絡をくれていたので会いに行く。
耳が大きくて足の長い子猫。やんちゃでひとりでずっと遊んで、眠くなったらひとりで寝床に向かう。かまってちゃんのもずくさんと全然違う笑
帰宅して玄関先で一瞬だけどお月見しました。
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2025年9月9日
秋はもうすぐ、いまだ晩夏。
8月ひと月湿度の低いところにいたので和歌山に帰ってきてから三半規管がすこし不調。耳がめりめり鳴る。寝ても寝ても眠い。
少しずつ変化を見ていたのではなく、急に変わったお山の様子についていけなくて、なんだかちょっと苦しい。
葛の花が気づけばたくさん。
高いところへ
高いところへ。
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2025年9月12日
カルパさんのパンを冷凍して大事に食べている。
中国原産の蟠桃とサワークリーム。
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2025年9月17日
マスカットを育てるために接ぎ木された、土台の葡萄の木の実を分けていただく。
種無しに品種改良された甘い葡萄に慣れてしまっていたけれど、自然な味わいはこんなにも力強いのかと衝撃を受ける。
ちいさな実の中に種はしっかり入っていて食べるところはとても少ない。でも美味しい、!
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2025年9月18日
yra 「湖」
2025.10.17fri - 26sun
13:00-18:00
休み 22wed/23thu
在廊日 17fri/18sat/19sun/25sat/26sun
窓話にてyraさんの二度目の展示です
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yra
アクセサリーである前に一つの「物」であると考え、身につけることと身につけないことの間に線を引かずに何かを制作する
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2025年9月21日
DMをつくる際にyraさんが送ってきてくださった作品。
金属の箱。
どうしてか。水を感じた。
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2025年9月23日
お隣の農家さんの畑作業を朝のあいだ手伝わせてもらう。
柿の実に光があたるように、色づきをよくするために実に重なっている葉っぱを落としていく作業。段々畑をひとつずつ。
上を見て腕を上げて空を見ながら葉っぱを取る時間、清々しかった。
手袋、蛍光の赤の文字、そしてトレボンがかわいい。
2025年10月10日
yraさんが8月中国、北京で展示をされていてお土産をいろいろいただく。
気になるパッケージたち!
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2025年10月11日
昨日の写真の「餃子餡」はスパイスがたくさんブレンドされた粉。
名前の通り、まずは餃子に入れてもらう。餃子は達人にお任せして、最高の皿が登場した。
どん!
大変大変!美味しかった。八角が効いていてすごくお肉に馴染んで、でも嫌味がなくて。
他に何に使ってみようか。たのしみ。
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2025年10月13日
yraさんのつくるアクセサリーは、素の自分そのものに近いところでいられる。本来の自分でいられる。そしてほんのすこし、守られているような。
そのさりげなさなのか、なんなのか。言葉にならないこの塩梅はなんだろうか。ずっと考えている。
このバングルは肌に乗った瞬間から、嬉しさが込み上げてきてこの日はたくさん遊びました。
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2025年10月23日
yra展示、「湖」がはじまりました。
お客さまのひとりが、窓話にできた湖行ってきた、と書いてくれた。
それぞれのかたがゆっくり、じっくりとここで過ごしてくださること、有り難くて幸せです。
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2025年10月27日
yra展示会「 湖 」が終了。
すこしずつ振り返ってまた記したい。
しばらく家のまわりのお山の様子を見ていなくて今朝洗濯を干したり周辺を歩いたりしていると、外のにおいが変わっていた。
なにかの植物のにおいが加わったり、相変わらず落ちた柿の発酵のにおいがしたり。
昼から宮楠農園さんの畑へ行く。
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2025年10月29日
展示会「 湖 」の会期中はよく雨が降った。
しっとりと、薄曇りの落ち着いた光がぼんやりと湖を照らしていているみたい。
いつもと違う窓話を楽しみにきてくださった近隣のみなさま、食事をいつか食べてみたくてとたまたま初めて来店してくださったかた、yraさんが二年越しに伝え続けてくれたことで意気込んで予約して来てくださったかた。いろいろなかたと連日お会いでき感謝です。
食事のあと、じっくりと時間をかけて真剣な目で作品を見つめてくださるかたが多くて毎日嬉しい。yraさんの実直なものづくりが説明不要で届くのだということを思う。
yraさんがまっすぐに思いを伝えてくださること、前もそうだったけれど今回はより自分の内面に刺さるような。yraさんはいつも本気なのだ。眩しくて、貴重な存在。たくさん心配もおかけしてお世話になって、そうしてすこし力んでいた身体や心が解けていった。
わたしはわたしを見つめながら、この経験を抱えていく。ありがとうございました。












