春
2025年4月
窓話を始めて長らくは仕事がすべてのような日々で、家のことはないがしろに(受け入れてくれる家族に感謝…)朝から深夜まで店のことばかり考えていた。
自分はつくることや表現することが生きることに直接繋がっていると思っていて、それさえできればいいと思っていた。
けれどいつからか暮らしをもっと大切にしたいと願うようになって、その気持ちも膨らんできた頃、お山への引っ越しを機にわたしの"生きる"はおおきく変化した。
暮らすことにちゃんと向き合うということはとても大変というか忙しい。それまでやってなさすぎたこともあって。そしてまだ仕事との両立も難しい。でもなんとも言えない幸福感が足の下から身体を通しておなかのあたりまでじわじわしてくる。そんな喜びを初めて知った。
お山に来てもうすぐ一年。日に日に生えて出てくるものたち、その生命力たるや。
その強さも儚さも見せてもらえることが幸福。
